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 ≪はりきり中曽根さん≫

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   男達は走っていた。
   ただ神の領域に向かって。
   ひたすらに。
   リボ○タンDのように無駄に暑苦しく。
   意味もなく――。

  「チャンピョーン!!!」
   山の中から声が響く。
   声と言うよりも叫びでしかなく、知性の欠片も存在していない。
  しかも彼等はこの話に何の関わりもなかった。

       *

   その山の麓に小さな村がある。
  「メニューを……」
   村に一つしかないレストランで男が呟く。
  「金魚の形っておもしろいですよね?」
  「いや、メニューを」
   わけのわからないウェイトレスの質問に、男は繰り返す。
  「どうぞ」
   素直にメニューが差し出される。
   男は手触りの良い革表紙のメニューを開いた。

  "寿司けしごむ"
  "サランラップ"

  「……すまない。勘定を頼む」
  「お客さん、何の注文もしてませんよ?」
  「かまわん」
   男に伝票が差し出された。

       *

  「バールセローナー!!!」
   彼等の叫びが木霊する。

  了

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    いや……たしか1年くらい前に2分くらいで書いたもの。
    友人がしているゲームを見ながら書いていたので、できたのを読んで自分でも驚いた。
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“戻る” _

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